初お見合いで結婚!スピード成婚する人の特徴は?

成婚ものがたり

初お見合いで結婚!スピード成婚

アラフォー男性、入会から2ヶ月、お見合い数1人(!)で成婚退会が決まりました。アクア・マースト史上最速です!!そして海外駐在員さんです。
今日は物理的なハードルをものともせず、スピード成婚を決めた彼をご紹介しながら:
●スピード成婚する人と結婚を決められない人の違い
を考察したいと思います。

恋愛から遠ざかっていても大丈夫!大事なのは人としての魅力です

スライド転勤(海外駐在員で今赴任している国から、帰国せずに別の国へ転勤になること)で、長引く海外生活・・・いつ本帰国できるかわからず、一時帰国も2年に1度、コロナ禍で先の見通しが全く立たない・・・。
彼はそんな状況のなか「もう40歳だ。これ以上結婚を先延ばしにしていたらまずいぞ」と危機感を持って、アクア・マーストに問い合わせをくれました。

海外で長くバリバリ仕事をしている彼は、恋愛から遠ざかっており、婚活には自信がない様子でした。
「女性とのデートにも慣れていませんし、海外で物理的距離もありますし・・・モテない僕でも結婚できますか?」
最初の問合せは、そんな相談内容でした。
けれど、お話してみると、ソフトな物腰と話し方は紳士的で安心感があり、話をリードする積極性、頼りがいもありました。人としての魅力はじゅうぶんで、ですから私は「だいじょうぶですよ!」と自信を持ってお答えできました。
婚活市場で、最終的に「人生のパートナー」として選ばれる人の多くは、恋愛経験が豊富な人ではありません。もちろん、異性として魅力を感じることは大切です。ですが、結婚ではそれ以上に「人として誠実か?思いやりがあるか?」の方がずっと大切になってきます。
また、多すぎる恋愛経験は、むしろ決断の妨げになることもあります。過去に出会った人、お付き合い人とは、結局、結婚に至らなかったからこそ、今、婚活をしているのです。短期間で人生の一大事を決断する、それが婚活ですから、判断基準としてある程度の経験は必要ですが(これは婚活をする中で培うことができます)、過ぎ去った過去の思い出と比較ばかりしていては、永遠に結婚相手は見つからないことになります。

スタートダッシュを決めるために必要なこと

彼は自信がないからこそ、アクア・マーストで婚活をする、と決めたときから「なにもわからないので、全部教えてください」と相談してくれたうえ、実際、私がお願いしたことは何でも素直に実行してくれました。
例えば:

  • プロフィール作成のためのアンケート記入
  • 女性受けするスナップ写真
  • Zoomの徹底練習
  • オンラインお見合いの時の服装準備

多忙なお仕事で、時差もあるなか、より良いプロフィールを作るために時間を取ってインタビューにも応じてくれましたし、「写真が一番重要です」という私のアドバイスを聞いて、少しでもいい写真を撮ろうと試行錯誤してくれました。(※国内であれば提携している婚活写真館を利用しますが、海外の場合、美的感覚が異なる写真館で撮影するよりも、海外らしい背景の自撮りスナップ写真の方が良いケースが多いのです)
また、Zoomも「仕事で使っているからだいじょうぶ」となおざりにするのではなく、「婚活で使う時に注意することはありますか?」という積極的な姿勢で、部屋の採光やお顔映りの良い場所を探して、何度も練習を繰り返してくれました。光の当たり具合で、お顔の見え方は全然変わってきます。いろんな部屋で、一緒にZoom練習をトライしたのも、今ではいい思い出です。

婚活では、スタート時にこそ一番よい申込が入ってきます。彼の運命のお相手も、彼女からの申込でした。つまり、この波をしっかりつかめた人が、スピード成婚を決められます。そのためには、しっかり事前準備をすることが大切です。
何事もそうですが、しっかり準備することで、不安のほとんどは解消できますよね?例えば、資格試験でも「しっかり勉強した。どんな問題が出ても大丈夫だ」と思えれば、落ち着いて試験が受けられると思います。落ち着いて実力がじゅうぶんに発揮できる、これが事前準備を万全にする、一番の目的です。

運も実力のうち!タイミングを逃さない

しっかり準備して臨んだ初めてのオンラインお見合い、彼は落ち着いて、楽しくお話ができたそうです。彼女の方もOKお返事で、仮交際に入った2人は毎日やりとりをしました。遠距離で対面で会うことができないため、ここは意識して、積極的にコミュニケーションを取る努力をしていました。
そこに、たまたま彼の急な日本出張が入ったのです。こんなことは滅多になく、彼はすぐに出張に有休をできるだけプラスして一時帰国の準備をしました。「ラッキーだ。これも縁だろう」と思ったそうで、一時帰国する場所と彼女の居住地はずいぶん離れていたのですが、迷わず彼女のところまで会いに行きました。
そして、初めてお会いしたその日に「彼女と話し合いました。真剣交際マークをつけてください」と電話がありました。これには私も驚きましたし、先方の相談所からも「真剣交際マークをつけると言ってますが、本当でしょうか?そんなことってあります?」と確認の連絡がきたほどでした。

このとき、お見合いから1ヶ月足らず。それほど急展開の一時帰国になりました。
そして、一時帰国の間になるべく何度もお会いして、間もなく2人は成婚を決めました。お見合いからプロポーズまで5週間、彼が婚活中にお見合いをしたのは、今の奥様だけです。まさにお互いビビビっと来てのスピード成婚でした。

私どもとのやりとりでも、彼の嘘のない誠実な人柄、行動力や頼りがいはひしひしと伝わってきました。そんな彼だからこそ、奥様も「この人なら大丈夫!」と決断できたのだと思います。

スピード成婚する人のスタンス、婚活の考え方

スピード成婚する人には、いくつかの共通点があります。

  • いつまでに結婚するか決めている(期限目標が明確)
  • 条件をしぼりすぎない(まずは会ってみる)
  • ひとつひとつのお見合いを大事にしている(チャンスの希少性を理解している)
  • 価値観の一致よりも共感や理解を重視する(100%の理想を求めない)

こうした考え方の根拠になっている部分は「結婚したいと思っている今、出会えた人がご縁のある人だ」というスタンスです。「婚活していればいつか理想の運命の人に出会える」ではなく、今日会えた人、自分と会ってくれた人とのご縁を大切にする、「この人と結婚できるか?」常にそれを地に足をつけて考えられる人です。
期限を決めているので「今月来月は多少無理してでも会おう」と頑張れます。少し条件から外れていても「会いたいと思ってくれる人とは会おう」と思えます。そして、出会えた人の中から必ず交際に入る、と覚悟しているので、価値観が少しずれていてもすり合わせようと努力します。フィーリングは結婚で最も重視されるポイントですが、価値観が100%一致することはあり得ませんし、相手の意見が「そういう考え方もあるのね」と理解できるものであれば、それは許容範囲です。実際、どの夫婦であっても、何度も話し合い、時にぶつかり、その結果、お互いの相互理解といくらかの諦めのうえに、夫婦関係とは成立しているものです。

一方、お見合いと短い仮交際を繰り返し、真剣交際に入れない・・・と悩む人は、理想を追って迷子になっているケースが多く見受けられます。

  • 既に複数の仮交際があるのに申込がやめられない
  • お相手を減点方式で採点してしまう
  • 相手を分析するのが好きで、ダメな部分を探してしまう
  • がっかりする言動があると、すぐに交際終了したくなる

これらに当てはまる人は、理想が高くなりすぎているのかもしれません。
もちろん、結婚は【運】もあります。ご縁ですので、こつこつ活動していても、なかなか結果がでないこともあります。ですが、これだけ巨大な婚活市場ですから、基本「今、出会える人がご縁のある人だ。このチャンスを大事にしよう」というスタンスで婚活をしていれば、必ず近い将来、結婚を考えることができる人にめぐり会えるはずです。


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