成婚退会した婚活先輩女子が、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、お母様と3人で遊びに来てくれました。
結婚して1年半が経ち「今の生活、婚活していた頃を振り返って思うこと、気持ちの変化」をお話してくれたのですが、「なるほどなあ」と唸る部分が多かったので、ぜひ婚活を頑張る皆さんにご紹介したいと思います♪
思い描いていた未来とは違った・・・けど、今とっても幸せです!
20代の彼女は、ご家族仲が良く、最初の婚活相談にもお母様と一緒に来られました。ご両親に大事に育ててもらったことが一目でわかる、素直で可愛い彼女でした。
アクア・マーストに入会した当時、彼女自身は「まだ20代だし焦らんでもいいでしょ?」とあまり婚活には乗り気ではなかったのですが、お母様の方が「結婚するなら早い方が良いよ! 私も元気なうちに子育てを手伝ってあげたいし」とためらう彼女の背中を押して入会した、という経緯です。
最初はあまり積極的ではなかったのですが、入会すると決めたら心機一転、前向きに活動をスタートしました。 彼女の希望条件は「できれば長男以外で、次男か三男の男性さんがいいな~。 地元が好きだし、ずっとここで暮らしたいから転勤がない人で!」というものでした。
けれど、実際に成婚した彼は、【転勤族さんで長男さん】でした。希望条件とは真逆ですね(笑)。
そのうえ、交際に入って間もなく「海外駐在の辞令が下りた」と知らされ、彼女はびっくり!
「海外!?聞いてないよ!」と思いましたが、そのときにはもう、彼のことが大好きになっていたので「私は(海外には)ついていかないからね!」と言いながら(彼の方も「まあ、当分は行ったり来たりでいいよいいよ。 先のことはおいおい考えよう」と鷹揚に対処してくれたようです)ご成婚になりました。
全然希望条件と違うけど、いいの?と私も彼女の意志を確認しましたが:
「いいんです。 婚活を始めたときは、私よくわかってなかったんです。 いろんな人のプロフィールを見て「こういう条件の人いいよね」とか「これはないな」とか言ってたけど、プロフィールを吟味してお会いしたって、好きになれなかったら交際はできない。ましてや結婚なんて絶対にできない。
いろんな人に会って、少しずつ、そういうことがわかってきました。彼とは、初めて会った時に「あ、いいな」て思ったんです。 そう思える人と出会えるのが、どれだけ大変かわかっていたから、「え?」と思うことが起きても、全然構わないと思えました。 強がりじゃなくて、ほんとに「彼と結婚できるなら、そんなことどうでもいい」って思えたんです」
そう笑顔できっぱり言い切り、ご成婚していきました。
思い返せば、彼との初デートでも事件がありました。
彼は普段からカード払いに慣れていたため、デートで現金を持って来なかったそうなのです。 カードが使えないお店に入ってしまい、支払いの段でそれに気が付いたのだとか。 結局、彼女の方が支払いを済ませたのですが、その時のデート報告でも、彼女は「ふふ、こんなことがあったんですよ」と笑い話としてお話してくれたのを思い出します。 不愉快になった様子は少しもなく、自分が支払いをしたことを気にしていなかった様子に「えらいなあ」と思ったので、よく印象に残っています。
もちろん、彼女もえらいのですが、今思えば、ご縁があるお2人だったから、笑い話になったのでしょう。 「まあ、いっか」と思える彼、そう思わせてくれる彼、それだけの魅力がある彼だったのです。
実は、この手の失敗談は、他の会員さんからも度々報告が入っています。 電子決済やカード払いに慣れている男性諸氏には、ぜひ他山の石として頂きたいと思います(笑)。
お母様から見る彼女の変化
今、彼は単身海外駐在をしていて、彼女は日本で出産、里帰りをしています。 彼とは毎日LINEでお話しているそうです。 「結婚子育ては地元がいい。海外にはついていかない」と言っていた彼女ですが、今はお気持ちが変化して「子供の予防接種が終わったら、彼のところに行こうと思っています」とお話になって、私を驚かせました。 「今まで地元を離れたことがないのに、そんな知らない土地で、しかも言葉も通じないところで、大丈夫?」と聞いたところ:
「不安な気持ちもありますけど、でも自分の気持ちよりもっと大事なものができたので。 彼と子供と3人で一緒に暮らしたいんです。それが今一番優先したいことで、他の問題は2人の努力で解決できる、正直たいした問題じゃないと思います」
そんな返答が返ってきて、二度びっくりさせられました。良い意味で「変わったなあ!」と思いましたし、その迷いない姿勢に「ああ、お幸せなんだな」としみじみ安堵もしました。
それは彼女のお母様も感じていらっしゃり:
「結婚して、別の家庭を持って、急に大人になりました。 独身の頃は「自分が一番!」と思う子だったのに、今は旦那さんのことだけじゃなく、旦那さんのご家族のこともよく考えていて、人の事情や気持ちを思いやれる子になったなあ、とびっくりしています。 私たち家族にも優しい言葉をよくかけてくれるようになりました。 結婚してほしいと思っていたあの頃、そんなことは少しも期待していなかったのですが、婚活して結婚したこと、結婚生活が娘を成長させたのだなあ、と思うと、正直寂しさも感じますが、それより大きな喜びを感じます」
とお話になっています。
結果として、婚活を始めたときには想像もしていなかった未来に今いる彼女とお母様ですが、その表情は明るく迷いなく、お2人とも本当に充実していらっしゃいました。 その胸に抱かれている赤ちゃんは、まるまると太って、真っ白で、いい匂いがして、幸せそのものでした。
婚活を始めたときに思い描いた条件通りの結婚をする人も、もちろんいます。
ですが、20年以上この仕事をしていて見て来たほとんどの成婚者は、当初の条件とは違う人と結婚して「でも、すごく幸せです」と言い切っています。 結局は、人の幸せは条件ではなくフィーリングで決まるのです。
もちろん膨大なシステムの数多あるプロフィールの中から「誰に申し込むか?」「どの申込を受けるのか?」決める基準としての「条件」は必要ですが、それにとらわれすぎず、一つでも引っかかるものがあれば――それは写真でも趣味でも自己紹介文の一節でも、なんでもよいです――ぜひお会いしてみましょう。
譲れない条件は1つか2つまでにして、気になる人にはどんどん申込む、入った申込はなるべく受ける、そうやって幅広く会っていく姿勢が大事です。 思いがけないところから、ひょいっと舞い込むご縁が、実はあなたの運命の人だった、そんなことは意外とよくあることなのです。
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