欲しいものは欲しい!バリキャリ彼女が選んだ人とは?

成婚ものがたり

キャリア女子の結婚

アラフォー女性さん、ご成婚です♪
自ら会社経営をしていて、日本と海外を行ったり来たりの多忙な生活、なかなかプライベートな時間が取れない・・・そんなバリキャリ女子の成婚までを、今日はご紹介します。

仕事は順調!でも、それだけでいいの・・・?

彼女はアクア・マーストに来る前にも、大手の結婚相談所数社で婚活をしていました。仕事の重責もあり、多忙な彼女。そんな人が婚活をするなら、やっぱり「結婚の意志がある人だけが集まる」「面倒な事務手続きは全て代行してくれる」結婚相談所が一番向いているのです。

でも、大手ではなかなかうまくいかない・・・。何がいけないのかな?
悩む彼女に、アクア・マーストで成婚した同じく経営者の友人が「結婚相談所を変えてみたら?」と紹介してくれたのが、入会のきっかけでした。

「子どもがほしい」
「会社の経営も続けていきたい」
「郷里の親の面倒も見たい」

将来プランをきちんと設計している彼女なだけに、婚活で求める希望も明確で、たくさんありました。
結婚のために何かをあきらめる、という選択肢はもちろんありませんでした。希望は全てかなえる、そのための婚活をする、という方針で、彼女の婚活はスタートしました。

結婚の決め手は・・・意外なところに!

結婚を決めた彼とは、活動をスタートした翌月に出会いました。これだけ聞くと、すごく順調に聞こえますよね?「すぐにいい人と出会えて、とんとん拍子に成婚まで行ったんだ?ラッキーな人だな」なんて羨ましく思うかもしれません。

この仕事をしていて思うことは、どなたの交際を見守っていても、とんとん拍子に進む!ということは、なかなか起こりえないことです。結果だけ見ると「順調でしたね」と思える交際でも、途中の紆余曲折は、どのカップルでも必ずあるものです。大事なことは「問題が起こらない」ことではなく、「問題が起きたとき、きちんと向き合い対処できる2人か?」ということです。

「こんなことになって、もう無理ですかね・・・?」と相談を受けること、しょっちゅうあります。
そんなとき、私は相談内容だけを聞いて「まだ大丈夫です」「もう無理でしょう」なんてことを判断はしません。それは、さほど重要ではないからです。どんな問題でも、解決する気のある2人なら、必ず乗り越えられますし、また逆に、問題から目を逸らす2人なら、このまま無理に結婚したとしても、長い結婚生活を維持していくことは困難でしょう。

  • 問題の大きさは関係ない!問題を【2人で】解決する気があるか?
  • この人となら乗り越えていきたい、と思える信頼と絆があるか?
  • 「誰とでもいいから結婚したい」ではなく「この人と結婚したい」と思っているのか?

この点がクリアなら、何が起きても大丈夫です。人生は、ときに思いがけないことが起こります。たとえ今「結婚相手として完璧な人」と思える相手に出会えたとしても、天災や世界の動向、あるいは病気や事故・・・先々で何がどうなるか、誰にもわからないものです。そのとき「思ってた未来が手に入らなかったから」という理由で離婚はできませんよね?
大事なことは、理想通りの完璧な人と結婚することではなく、一緒に理想の未来を作っていける、なにがあっても一緒に努力していける人(信頼できる人)と結婚することだと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、彼女の場合も、彼は「最初に思い描いていた条件」とは少し違うタイプの人でした。性格もずいぶん違う2人で、交際中も「え、どうしてそうなるの?」ということが、何度かあったようです。でも、そのたびに彼女は、きちんと不安や不満を彼に伝え、彼の方も素直に「あ、そんな風に思わせてしまったんだ。ごめんね、僕はこういうつもりだったんだよ」と説明をしてくれたそうです。そして、嫌だったことはきちんと直してくれる、謙虚さと優しさがある男性でした。彼女の方も彼のその美点に対し感謝の言葉を伝えていました。お2人ともに寛容で、人の意見に耳を傾けることができるという点では、とてもよく似たカップルでした。

それぞれ違う環境で生まれ育った大人同士です。価値観がピッタリ同じ、ということは、まずないでしょう。「え?」と思ったときは、すぐに話をする。これができるかどうか?が成婚への大きな一歩だと思います。「気を悪くさせたくないな…」「私が我慢すればいいか…」こんな風に思っているうちは、結婚は難しいかな、と思います。何故なら、結婚してからの方がずっとたくさんの課題に直面するからです。最初にどちらか一方だけが我慢する習慣がついてしまうと、結婚生活の維持は難しいのではないでしょうか?

半年ほどの交際を経て、2人は成婚を決めました。彼女に「結婚の決め手は何だったの?」と訊くと:

「生活面では素直に頼ってくれるところですね。年上の彼ですが、全然偉そうにしないところが、私には合ってます。それでいて、仕事の相談をすると的確なアドバイスをくれて、すごく頼れるところです。仕事のパートナーを求めていたわけではなかったのですが、結果として、彼が経営の面でも頼れるとわかるって、すごく安心感があります」

という回答が返ってきました。経済的にも精神的にも自立した優秀な彼女ですが、何かあったら支えてもらえる、という頼れる実感は、とても嬉しいことのようでした。

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