オンラインお見合いが主流の今、「なんとなくわかった気でやってるけど・・・これで合ってるのかな?」「他の人はどうしてるんだろう・・・?」と思うこと、ありますよね。今日は、そんな「いまさら人に聞けないけど、ちょっと気になっていること」を集めてご紹介したいと思います。
お見合い中、どこを見ていればいいの?
ついモニターをずっと見ていたくなりますよね。お相手の顔を見てお話したいですし、自分の映り方もチェックしたい…気持ちはわかります。
ですが、モニターを見ていると、お相手とは目が合いません。ときどきはカメラを見るように意識してみてください。もちろん、ずっとカメラを見続ける必要はありませんよ。対面でも、じっと目を見て話す人は少し怖いですよね。タイミングとしては、お相手が話し始めるとき、話題が変わるとき、共感の相槌をするときなどに、カメラを見ると、お相手に「あ、話を聞いてくれているな」「興味を持ってくれているな」と良い印象を残すことができると思います。比率としては、7:3くらいで十分だと思います。
飲食をしながらお見合いしてもいい?
オンラインお見合いは基本40分です。
短い時間ですし、飲食はしない方がいいでしょう。仮交際に入って、オンラインデートの時なら構いませんが、初対面のお見合い時は、マイナスになりそうな要素は極力排除する方が無難です。お茶を飲む所作、音などで悪い印象を与えてしまったら詰まりませんよね。
ただし、突然咳が出てとまらなくなる…なんて思いがけない事態に備えて、お茶の入ったコップを手が届くところに用意しておきましょう。ただし、これは万一の事態に対する備えです。カメラに写り込まないところに置いておき、必要がなければ飲まないようにしてください。
また、ペットボトルや缶から直接飲むのは、あまりいい印象を与えないので、コップに移したものを用意してください。いずれにしろ、オンラインお見合い中は「飲食しない」これが基本です。
退出は男性から?女性から?タイミングは?
特に決まりはありません。どちらからでもよいと思います。
理想は、男性側が「「では、ご退出ボタン押してください」と女性側に促してあげる、ですが、あなたが女性側で、お相手の男性がオンラインお見合いになれていないようでしたら、あまり男女にこだわる必要はないと思います。慣れている方が、お相手に先に退出するよう促す、でOKです。最後の印象は大事ですので、時間切れになる前に、落ち着いて退出をしましょう。
先に退出する方は、ブチっと切るのは、やはり印象がよくありません。電話でも、ブチっと切られたら、少し悲しい気持ちのなりますよね。同じことです。お辞儀しながら「失礼します」と一言添えて、退出してください。
後から退出する方も、最後の印象をよくするようにふるまってください。お相手が退出終了するまで、笑顔で手を振ってあげると印象がよいと思います。
仮交際に入ったら一度は対面デートが必要?
仮交際に入ったら、一度は対面で会うのが婚活の基本ルールです。破るとペナルティが課されますので、注意が必要です。
ただし、コロナ禍の現在、仮交際に入ってもなかなか対面デートができない・・・そのまま時間が経ってしまって、交際終了したい・・・そんなケースも増えていますし、私たちとしてもその事情を汲んで差し上げたいと思います。
ですから、お見合い後、先方相談所にOKお返事をする際に「オンラインデートも通常のデートとしてカウントしてもらえますか?」と打診するケースも出てきました。これはもちろん、どちらが正しいということではないので、同意いただけない場合もあります。先方が同意してくれた場合のみ、仮交際に進むことができます。メリットデメリットを考えて、提案するかどうかを決めてください。
この提案をしてほしい場合は、毎回のお見合いで要望を出してください。何も要望がない場合は、私たちは先方に何もお伝えしません。その場合は、対面でのデートは必須になります。要望がある場合は、必ずその都度、お見合いOKお返事とともに「オンラインデートもデートの1回にカウントを希望です」と書き添えてください。
【おまけ】お見合いで親近感を持ってもらうには?
最後に、オンラインでも対面でも「これでOK率がぐっと上がる!」というコツを紹介したいと思います。
初対面の人に、たった1時間で、良い印象を持ってもらうには、どうすればいいの?
大事なことは2つです。
- 笑顔
- 意識して名前を呼ぶ
お見合いでよくあるNG理由に「お相手の顔が怖かった」「笑顔が少なかった」というものがあります。男性さんに多いです。緊張していて笑顔が強張る・・・その場合は、最初に「緊張してます」と正直に言ってしまいましょう。「あ、緊張してるんだ。私も」と共感から場が和みます。
そして、人って、名前を呼んでもらうとやっぱり嬉しいものです。交際中のお悩みで、よく「お相手から名前を呼んでもらったことがない」という相談があります。逆に、成婚した方に「何を気をつけていたか?」聞くと、「意識して名前を呼ぶようにしていた」という答えが返ってきます。会話の中でお相手の名前を呼ぶことで「僕/私に話しかけてくれている=興味を持ってくれている」と感じさせることができます。誰でも今日からできるテクニックですよね。ぜひ実践してほしいと思います。
但し、気をつけてほしいのは、お見合いはもちろん、仮交際に入ってもしばらくの間は苗字で呼ぶ、敬語を使う、ということです。仮交際といっても、まだ知り合ったばかり。あなたは親近感を込めたつもりでも、いきなり下の名前やニックネームで呼ばれると「なにこの人・・・ずうずうしいな」と思われてしまう恐れがあります。距離を縮める秘訣は、呼び方ではなく、まずは頻繁に名前を呼ぶことです。タメグチやニックネームで呼ぶのは、もう少し仲良くなってから。いきなり距離を縮めようとすると、逆に引かれてしまいます。逆効果にならないよう、距離を詰めるタイミングはしっかり見計らいましょう。自信がない時は、担当に相談してください。小さなことでも相談しながら進められることが、結婚相談所婚活の最大のメリットです。