お見合いで100%OKもらう彼女がしていたこと

婚活のノウハウ

お見合いでOKをもらう

今月ご成婚になったアラフォー女性さん、気が付いたのですが、彼女は活動期間中お見合いのお相手からいつもOK返事をもらっていたのです
これはちょっとすごいことで、びっくりしました。何か秘訣があるのでは?と思い、彼女にヒアリングしたので、婚活をがんばる女性さんにもシェアしたいと思います。どうぞ!

お見合いで気をつけていたこと、気遣いは何ですか?

  • ご馳走されてばかりでいられたくないので、フェアな気持ちで臨む
  • 忙しい中でお見合いに時間を取ってくれたことに感謝する
  • ちょっとしたことでも笑う
  • 笑ってもらえるようなオチを考えながら話す(それでもオチ見つからねばニッコリ笑う)
  • 帰る時には楽しかったことと、時間があっという間に過ぎたと伝える

男女は対等でいたい、というスタンスの女性さんで、一方ご成婚になった彼は「おごってあげたい」という気持ちが強い方でした。デートで外食をするとき、彼がすぐに支払いをしようとするので、おごられっぱなしにならないように交際中もずいぶん気遣いをしていました。真剣交際になってからは彼の方も「もう結婚を考えているし、じゃあフィフティで支払おうか」となったそうです。また、「おごってあげたい」という気持ちが強い彼でも、彼女の「前回おごってくれたから今日は私がご馳走するね」「このあいだデートプラン立ててくれたから次は私が考えるね」という姿勢は「僕との交際に積極的だな」「しっかりしている女性だな」ととても好ましく映っていたそうです。
お見合いでも、そういう彼女の姿勢(自立心)が見えて、男性は皆さん好ましく思ったのだと思います。

その一方で、お見合い相手に対する敬意、感謝(自分のために時間を取ってくれたこと)を忘れないというのも、素敵ですよね。実を言うと、彼女自身からの結果お返事はお見合いのOK返事NG返事が半々くらいでした。つまり「この人は違うかな」と思う人とのお見合いであっても「私のために時間を割いて会ってくれていること」には感謝し「この時間を楽しんでもらいたい」という気持ちでお話をしているからこそ、お相手からはOK返事をもらえるのです。自分の中では「この人、ないな」と分かっていても、お相手からOKをもらえるってことは、なかなか、素敵なご対応なのだと思います。

笑ってもらえるようなオチがつくよう考えて話す、というのは、トークスキルなので、話下手の人にとっては、なかなか真似するのは難しい部分ではありますが、これもまた「お相手に私と話している時間を楽しんでもらいたい」という誠意から生まれる姿勢です。その姿勢は、誰しも見習う点があると思います。また、単なるサービス精神だけではなく、彼女自身も、お見合いの時間を楽しもうとしていたのだと思います。「どんな人なんだろう?」「私の話にどんな反応を返してくださるかな?」そういう好奇心を持ってお見合いの席に望むことは、なにより大事なことだと思います。

別れ際に、一言お相手に気持ちを伝える、も大事なことですよね。もし、あなたがもう一度お会いしたいな、と思っているなら、このとき「またお会いできると嬉しいです」と言ってしまっても構いません。ただし、迷っているなら、そのような言葉を伝えることは控えて、ただ「ありがとうございます。今日は楽しかったです」と伝えましょう。お断りの意志が固いなら、ただ「今日はお時間取って頂き、ありがとうございました」だけで大丈夫です。お相手に期待をもたせる社交辞令は必要ありません。

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お見合いで定番の話題は?

  • いまハマっているもの
  • どんな仕事しているか聞いて尊敬できるところを探して伝える
  • 出掛けたい場所
  • 好きな食べ物の話

お見合いの話題は、基本お互いのプロフィールに沿った、共通の話題です。初対面ですし、無作法にプライベートに踏み込みすぎる(住んでいる場所、最寄り駅、勤め先などを聞く)のはNGですよね。

「どんな仕事しているか聞いて尊敬できるところを探して伝える」というのは、なるほど!と感心しました。男性の多くは、仕事が生活の重要な部分を占めています。話題として得意なフィールドです。その話しやすいフィールドに話題を振ってあげて、気持ちよく話してもらう。そして共感を示したり、褒めたりされたら、男性は嬉しいに決まっています。

「初対面だから結婚観などはしつこく聞かず、無難な話をするよう相談所から言われるが、誰とでも表面的な同じような話をしていたら結局人柄がわからない」というお悩みも聞きますが、けしてそんなことはないはずです。お見合いで意気投合するカップルさん、何で意気投合したの?と聞くと、たいてい無難な話題です。好きな食べ物、話題のスポット、趣味の話などで盛り上がった!という事がほとんどです。いきなり「結婚観で意気投合」‥‥というのは聞きません。初対面では、まずは楽しい話題を振ってください。

過去の成婚者さんで、風景写真が趣味だと言う人が、お見合いの席に「写真アルバム」を持参して話が盛り上がった、というケースがあります。プロフィールの時点で共通の趣味があるとわかっていたら、話題につまったときのために事前に少し準備するのも良いアイディアですね。

話が弾まないな…と感じたとき、していたこと

  • ちらっと見て笑って、なんか照れますね〜とか言いつつ話題を探す
  • 店内の装飾やメニューの話をして、新たに話題を見つけるきっかけにする

お互い緊張してしまい、お見合いで口が重くなる・・・よくあることです。そんなときは正直に「緊張してます」と言ってしまうのがよいと思います。場が和みますし、笑顔がぎこちなくても「緊張してるんだな」とわかってもらえます。彼女の「何か照れますね」と言ってみるというのも、同じく場を和ませるテクニックですね。

お店の装飾やメニューも、季節性があるので話題にしやすいと思います。そこから好きな食べ物や、季節のイベントの話に広げることもできますね。

彼が「この子、いいな♪」と感じた出会いのエピソード

以上が、彼女からヒアリングした「心がけていたこと」ですが、それとは別に、成婚退会の挨拶にカップルで来てくれた時、お相手の彼から聞いた話がとても印象的だったので、ご紹介したいと思います。

彼とのお見合いは、彼女側の申込だったため、お見合い場所は彼の相談所が指定しました。そこは駅から少し距離のある場所で、また彼女の地元ではありませんでした。
こういうとき、なかには「こんなアクセスの悪い場所を指定するなんて、思いやりがない!」と憤慨してしまう人がいます。「こういうところで人柄が出る」と判断して、お見合い前からマイナスな感情を抱いてしまう人です。もちろんそのお気持ちもわかるのですが・・・場所を決めているのはお相手相談所ですので、彼の意向とは限りません。真実がわからないことを先回りして批判するのは、もったいないなあと感じます。

今日ご紹介している彼女は、このときそんな悪感情は微塵も持たず「降りたことのない駅だなあ。駅から距離があるし、せっかくだから早めに行って観光しよう!お見合いの時の話題にもなるし」と思ったそうです。好奇心旺盛な彼女らしい発想だと思いましたし、こういうポジティブな考え方ができる人って、男性でも女性でも一緒にいたくなりますよね。

そしてお見合い当日、彼女は早めに家を出て、駅から散策がてら、インターネットで調べたスポットを一人観光してからお見合いに臨みました。お見合いが始まってからも、これはあくまで「自分の楽しみのためにやったこと」なので、早めに家を出たこと、駅から長い距離を歩いてきたことは、自分からは言いませんでした。話がひと段落した時、ふと彼の方から:
「ここ、遠いですよね。駐車場も混んでましたが、停められましたか?」
ときかれたとき、
「私、車で来てないんです」
と答えて、彼の方がびっくりしたそうです。そこで初めて、
「駅からここに来る途中、●●(観光スポット)があるでしょう?私、一度も行ったことなかったんです。せっかくの良い機会だから、と思って、さっき一人で観に行ってきました。楽しかったです」
と話して、彼女が駅から長い距離を歩いてお見合い場所まで来たことが発覚したそうです。
彼は「婚活でいろんな人に会ったが、こんな人は初めてだ。おもしろい!」と強く印象に残り、「ぜひもう一度会わなくては!」と思ったそうです。

いかがでしょうか?このエピソードを話す彼も、それを隣でにこにこ聞いている彼女も、とても嬉しそうでした。聞いている私も、そのお見合いの様子が目に浮かび、おかしくって、幸せな気持ちになりました。彼女のトータル婚活期間は半年に満たず、婚活に対して新鮮さを感じていたことも、良かったのだと思います。もし、あなたが今、婚活停滞期にあって、この話を聞いても「そんな好奇心、もうないわ」「誰と会っても同じに感じる」「婚活疲れた。今すぐやめたい」と思ってしまうのなら・・・思い切って、少しの期間、1週間でもOK。全くシステムを見ないでおく。土日は好きなことしかしない。何もしない休日を自分に許してあげてください。但し、休む時は、最初に期限を決めて休むことです。そして、再開するときにはぜひ【初心】を思い出してみましょう。「今日から1ヶ月で組めたお見合いの中から必ず決める」と心に誓ってください。結果として、1ヶ月で出会った人で決められなくても、それは構わないのです。でも「決める」と決意して、婚活をリスタートしてみてください。この気持ちがあるかないかで、全然違います。しかも、「よし!お会いした人全員に、まずはOK返事をもらうようにしてみよう!」そんな気持ちでリスタートしてみましょう!

「ここで決める」と決意すれば、今日ご紹介した彼女のように、「これが最後の婚活」だからと、積極的に楽しむ余裕が出ると思います。「このお見合い場所、遠いなあ・・・でも、ここに行くのも最後だろう。よし、駅前の人気の洋菓子屋さん、ついでに寄ってみよう!」とか何か楽しみを探す余裕です。
それでも前向きになれないときは、担当に相談してみましょう。

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