1月は、年明けの恒例業務である最新データ集計をしておりました。それぞれの数字は近々にホームページに更新したいと思いますが、一つ、フライングで紹介させてください。
アクア・マーストはIBJ/良縁ネット/BIU/エヌリンク(現:TMSメンバーズネット)4大連盟に加盟しており、それぞれの提携先を含めると、2021年現在7つのシステムが利用可能です。
その全システムの地域別会員数をまとめた表がこちらです。
男女比が逆!東海の婚活では男余り!
全国の婚活男女比は:
男性4対女性6と言われています。結婚相談所システムでは、ここ2~3年徐々に改善が見られるものの、それでも女性会員過剰の状況がずっと続いております。
つまり、女性の婚活は男性の婚活よりずっと厳しい、これは周知の事実なのです。また、男性は、お相手への希望条件で年齢を重視する方が多く、男性の本音を言いますと:
20代男性⇒もちろん20代女性を希望
30代男性⇒できれば20代女性を希望
40代男性⇒あわよくば20代女性を希望(35歳が上限)
50代男性⇒子供があきらめきれない…(妊娠可能な年齢を希望)
すなわち「年齢の上限はシビアに見るが下限はない」=「20代~50代の男性が20代30代の女性に申込をする」という、申込についてだけ見ますと、男女比の不均衡にさらに拍車をかけるような状況になっています。
その結果、多くの女性が「申込をしてもなかなかお見合いが成立しない…」とお悩みになっているのです。
ですが、東海地方の婚活状況は、この常識の逆をいっています。他の地域と比べて、男女比が逆転しており、圧倒的に男性の会員比率が多いのです。つまり、東海地方に限って言えば、女性優位の婚活市場が展開されているのです。
もちろん、婚活は相手あっての活動ですから、どこで活動していようと、思い通りに進まないこと、あります。ですが、状況を把握しておくことで、婚活の戦略はぐっと立てやすくなるものです。東海地方で活動している女性は、まず、地理的にご自分がアドバンテージをもらっていることを、知っておきましょう。「そうは言っても、全然いい人とお見合い組めないんだけど!」という人も、いるでしょう。ですが、他の地域の女性は、もっと厳しい戦いを強いられています。
いい人とお見合いが組めない理由を「婚活している男性がいないからだ」と結論付けてしまうと、おそらくあなたはどこで婚活しても、良いお見合いは組めないでしょう。しつこいようですが、東海地方の婚活男性は質も量も他地域を圧倒しているのです。
では、どうすれば良いお見合いが組めるのか?
・希望条件の見直し
=>不要な条件設定をしていないか?(自分の望む結婚に必ずしも必要ではない条件を入れていないか?)(例:年収、年齢、婚歴、地域、職業)
・申込をしてくれた人の見直し
=>不成立にしてしまった人の中で、会ってもいい人がいないか?(お見合いが立て込んでいた、他の人と交際中だった、仕事が忙しかった等の理由で不成立になった人がいないか?)
・見逃している人がいないか見直し
=>写真がぱっとしない、自己紹介文が1行でやる気が感じられない…そういう人の中に、言い方が雑で恐縮ですが(;^_^A掘り出し物がいらっしゃいます!プロフィールが適当なのは、本人のせいではなく、そこに力を入れてくれない相談所だから、という理由かと思われます。ですから、必ずしも本人が婚活にやる気がない…というわけではありません。
写真ですごく盛っていて、実際に会うと「え…なんか違う」というケース、あるあるですが(;^_^A、プロフィール写真がイマイチ…だけど会ってみたら「写真よりずっとかっこよかったです!」というケースも、あるあるなのです。
婚活男子へのアドバイス
ここまでお読み頂いて、
「つまり、東海の男は婚活苦戦して当然ってことか…」
とがっくり来ている東海地方の男性、いらっしゃるかと思います。
ですが、発想の転換です!
婚活地域を、東海以外に広げてみましょう。
婚活している女性の半数は、結婚後に住む地域にこだわりはありません。ですから、必ずしも「東海地方」に限定して婚活する必要はないのです。
グラフを見ると、関西地方の女性が婚活に苦戦していることがわかりますよね。試しに、関西地方の女性にお申込をしてみてはどうでしょうか?名古屋~大阪は新幹線で1時間もかかりません。遠距離というほどの距離でもないと思います。
そもそも、物理的な距離は結婚の障害にはなりません。海外駐在会員を多数保有するアクア・マーストでは、国際遠距離交際をサポートさせて頂く機会が多いですが、遠距離だから進まない、遠距離だからうまくいかない、ということは全くないです。むしろ、物理的距離がある場合、双方が積極的に動かざるを得ず、だらだら意味のない交際を続けることもなく、早めに結論が出せるため、良い活動につながるケースが多いと感じています。