20代女性さん、入会から8カ月でご成婚退会です。
3歳年上の彼と挨拶に来てくれたので、カップルインタビューをしました。
なぜ相談所で婚活をすることにしましたか?
男性「きっかけは親に勧められて。確かに今の生活じゃ出会いもないし、それもいいかなあ、て」
女性「結婚したいと思ったからです。クチコミと近所で探して、アクア・マーストに決めました」
いまどき20代の婚活者と接していて感じる特徴は、結婚相談所に対する抵抗感が全然ないなあ、ということです。 上の世代では「できれば自然な出会いで結婚したい。 結婚相談所は最後の手段」と思っていて、相談所で婚活することに抵抗感を示す人もいます。 それが、最近の若い人はなくなってきたな!と日々感じています。 少し前は、親に言われて渋々やってくる(が、婚活するうちに本人も真剣になって成婚される)パターンが多かったのですが、最近は親子で一緒に婚活相談にくるケースが増えてきました。 いまどき20代は男女ともに親子仲がとてもよく、婚活に対して親子でオープンに前向きに取り組んでいる方が多い印象です。
お見合いでOKした理由は?
男性「会話のキャッチボールが弾んだことです。一緒にいて居心地のいい人だな、と感じました」
女性「優しそう、と思ったことです。 私の話をきちんと聞いてくれて、興味を持ってくれたことが好感でした」
お見合いは1時間。 この1時間で相手に「また会いたい」「もう少し話してみたい」「もう一度会ってもいいかな」と思わせるキーポイントは【よい印象を残す】ことです。 極端な話、話す内容は当たり障りのないことでいいのです。
✓ NGな話題を出さない、NG行動をしない(プライバシーに踏み込む、など)
✓ ネガティブなことを言わない(コロナのこと、仕事が忙しい、など)
✓ 目の前の人に興味を持って話をする(趣味を肯定的に聞いてあげる、など)
お相手のことを根掘り葉掘り知ろうとしないでください。 お見合い1時間でわかることは限られています。 自分のことを売り込まないでください。 あなたの人柄は、仮交際に入ってから、おいおい知ってもらえばいいことです。
お見合いの目標は【次につなげる】こと。はじめてお会いして1時間お話したくらいでは、相手のことなんてなにもわからなくて当然です。 好きになれそうか? なんてわからなくて当然です。「いい人そうだな」と思えばOKお返事を出しましょう。
そして、今日ご紹介している女性さんが、とてもすてきなアドバイスをくれました:
「また会いたいと思う方には、帰り際にとびきりの笑顔で「楽しかったです♪」「また会いたいです」と絶対に言った方がいいです」
男性は、女性の笑顔に弱いもの。 こんな嬉しいことを笑顔付きで言われたら、もし返事を迷っていた場合「僕に好意を持ってくれてるのかあ。 じゃあ、もう一回会おう!」となります。
「まだ好きになるかどうかもわからないのに、自分から下手に出られない」という人がいます。ですが、婚活でその考え方はとっても損だと思います。
✖ 自分から先に好意があるように見せたくない
✖ 前回のLINE、自分終わりだったから次は向こうの番
✖ デートの提案は向こうからしてほしい
婚活で、そのような駆け引きを始めてしまうと、うまくいくものもいかなくなります。 みなさん、並行お見合い複数交際しているわけですから、他に「脈ありだな」と思う人がいれば、そちらに行ってしまいます。
今のまま受け身でいても確かに結婚できるかもしれません。ですが相手から「選ばれる」だけではなく、あなたが「選ぶ」結婚をしたいなら、ある程度の積極性や素直さ、下手に出られる賢さがあったほうが、やっぱりうまく行くのではないかなと思います。
交際中のデートで気をつけていたことは?
男性「盛り上がりすぎないことですね。ずっと行きたかったデートスポットとか、つい楽しくなってしまうんですけど(笑)、そんなときも「相手も楽しめてるかな?」「疲れてないかな?」てことは気遣うようにして、自分だけ楽しまないようには気をつけていました」
女性「お洋服やメイクは、いつ会ってもかわいいと思ってもらえるよう気を配ってました。それから、自分の意見は言葉に出して言うようにしていました。察してほしい、ではなく、してほしいことは言葉で言わないと伝わらないですから。でも、頼れるところは思い切り頼るようにしています」
男性がやりがちなデートの失敗が「リードしなくちゃ」と思うあまり、デートプランをぎちぎちに決めてしまうことです。タイムテーブルをしっかり組んで、計画通りに進めるよう頑張ってしまう。これをされてしまうと、女性は:
「デートプランを遂行しようとする意志は感じるけど・・・これなら誰と行っても同じじゃないの?私じゃなくてもいいんじゃないの?」
と感じて悲しくなってしまいます。 リードしてくれる頼もしさよりも、独りよがりに感じてしまうのです。 デートのタイムスケジュールは余裕を持って、お店も完全に決めてしまわず、いくつか事前にリサーチしておく。当日、臨機応変に動ける「リサーチ」力が大事です。
デートとなると、女性も「あなたによく思ってほしい」という気持ちからお洒落をしてきます。 もしかしたら普段履きなれないヒールのある靴やスカートを頑張って身に着けてきてくれているのかも。それで速足に長時間歩かれると、男性には想像できないほど疲れてしまうものなのです。
ですが、それほど難しく考える必要はありません。
- デートプランは余裕を持って組む
- デートプランが崩れても構わないと思っておく
- 彼女の様子を気遣う(疲れていないか、退屈していないか)
こうしたことをちょっとだけ頭の隅に置いて、デートを楽しんでみてください。
また、彼女の「察してほしいではなく、してほしいことは言葉で伝える」こと、これはとても大事なポイントだと思います。 婚活中だけではなく、結婚後の生活でもとても重要になってきます。
婚活が長引く女性の中には「男性はこうあるべき」という理想が完全に決まってしまっている人がいます。例えば:
- デートプランはいくつか挙げて、私に選ばせてほしい
- 私の気遣い(手土産など)に対し、お礼を言ってほしい
- 電話やLINEで体調が悪いと言ったら、次会った時気遣う言葉をかけてほしい
それができないと「思いやりのない男性だ」「やってもらって当然と思っている人だ」と決めつけ、交際終了してしまいます。
ですが、ちょっと待ってください。もし、あなたにとってこうしたことが大事なポイントなら、まず男性にそれを伝えましょう。「こういうときは、こうしてほしい」「こういうときは、こう言ってほしい」これを伝えても、変わろうとする努力をみせてくれないなら、そのときに結論を出せばいいと思うのです。
何も伝えず「私には合わない人だ」と結論を出していたら、永遠に婚活は終わりません。
理想は、言わなくてもやってくれる人、かもしれません。ですが、何度か言って変わってくれるなら、変わろうと努力をしてくれるなら、それでいいのではないでしょうか?大事なことは「ほしいものが手に入る過程」ではなく「ほしいものが最終的に手に入ったかどうか」です。
例えば、今日ご紹介したカップルさんは:
デートのチケットやアレンジは、ほとんど女性さんがしていたそうです。
「彼は仕事が忙しいので、チケットを取ったりは自分がしました」と言う彼女の隣で、彼はニコニコと「彼女、スマホでぱぱっとチケット取るんですよね。めちゃくちゃ手際が良くて、僕は全然スマホを使いこなせていない・・・と感動するほどです」と笑っていました。 その一方で、デート費用は彼がほとんど持ってくれていたそうで、その話をするとき彼女は「彼が全部払ってくれるんです」と彼をしっかり立てていました。 実際は、彼女が手配したチケット代金は彼女が支払っているのですが、第三者の前では彼のよいところ、頼りがいのあるところをしっかり前面に出して惚気てくださるところが、彼女のとても可愛いところだと思いますし、彼が大好きになってしまったところだろうなあ、とお話を聴いていてしみじみと感じました。
結婚相談所婚活の良かったところは?
男性「出会いのきっかけづくりになったところです。仕事がら出会いが全くなかったので・・・婚活しなければ結婚できなかったと思います」
女性「安心して婚活できたところです。 出会いの数が多かったですし、身元がきちんとしている人、結婚の意志が確かな人とお見合いできる安心感がありました。困った時のサポートが手厚くて、いつでも相談できた点も良かったことです」
短期間に、安心安全に希望条件の人と何人も会える。このメリットは大きいと思います。並行して比較することで、最初は漠然としていたお相手条件や結婚観も定まります。
交際から成婚までのステップも、担当スタッフから「次はこんな風にしてみたら?」という提案がありますので、迷うことはありません。 真剣交際にはいるタイミング、お互いの家族や友人に会うタイミング、プロポーズのタイミング・・・なんでも相談できる第三者がいる心強さは結婚相談所のおおきな強みです。
今日ご紹介したカップルさんも、真剣交際に入って少し経った頃、お互いの実家に遊びに行っています。プロポーズ前に、お互いの家族や友人に会うことで、確信を持って次のステップに進むことができます。しかし、あまり早いタイミングで提案すると、お相手がしり込みしてしまうことも。そのへんは、担当スタッフがお相手相談所とも密に連絡を取り合い、タイミングをしっかり見計らいますので、安心してご相談ください。