お見合いで双方OK!この瞬間から、仮交際がスタートです。
仮交際、そうは言っても、まだお互い1時間お話しただけの、名前を知ってる他人ですよね。この段階では「いい人かも」程度ですから「まだ好きになれるかどうかわからない…」のは当然です!
逆に「すごく素敵な人だから絶対うまく行きたい!」と意気込むのも、ちょっと待って!入れ込みすぎると、お相手は逆に引いてしまいますし、まだまだお互い「並行お見合い/複数交際」している段階ですから、ある日突然交際終了が来るケースもあります…。そのとき過剰に落ち込まないためにも、仮交際に入って3回デートするくらいまでは:
- まだまだどうなるかわからないと思っておく(他のお見合い、交際も並行する)
- まだ好きになれなくて当然、と気を楽にして会う(会うのが苦痛じゃなければ会う、でOK)
基本はそのような心構えで、仮交際をスタートさせましょう。
はじめてのデートで大事なこと
仮交際に入ったら、まずデート日程を決めましょう。お見合いから日を開けず、一週間以内に設定することが理想です。日が開いてしまうと、なにしろ1時間くらいお話ししただけの相手ですので、どんな人だったのか印象が薄れてしまいますし、また、気持ちも盛り下がってしまいます。仮交際に入った勢いがあるうちに、もう一度お会いする、最初に良いテンポに乗れると、その後の交際もスムースに進むケースが多いです。
そして、なにより大事なことは「最初のデート、うまくいくよう頑張る」という気持ちです。婚活に慣れてくると、つい初心を忘れがちですが、誰しも初めて仮交際に入った時は、このような気持ちではじめてのデートに臨んでいたと思います。この気持ちがあれば、
- 自分が楽しむよりもお相手に楽しんでほしい
- 私といた時間が楽しかったと思ってもらいたい
自然とこういった心構えになりますよね。
これ実は、いつもいろんな会員さんに申し上げていることなんです。
楽しいデートにすることは大切ですが【何をするか】【何を話すか】はそんなに大事ではありません。【楽しかった】という印象をお互いが持つこと、これが大事で、この印象があれば「もう一回会いたいな」につながりますよね。
男性さんに多いのですが、デートで張り切りすぎて、予定しているプランをこなすことに一生懸命になってしまい、お相手の女性さんがつかれていることに気がつかない・・・ということがままあります。いくら素敵なレストランを予約しても、楽しいテーマパークに行ったとしても、これでは台なしなんです。
デートでリードしてもらう立場の女性さんも、お気持ちとして:
- デートプランを立ててくれたことに対する感謝の気持ち
- 時間を取って会ってくれることに対して嬉しいと思っていること
この2点を言葉にして伝えられると、とても良い印象になると思います。
この間、交際がうまくいっている男性さんが、お付き合いしている彼女について
「これまでお会いした女性と違って「楽しい」「嬉しい」って、言葉でもメールでも伝えてくれて、それがすごく嬉しいです。大切にしたいと思います」
とおっしゃっていました。
女性さん、みなさん伝えているつもりが、伝わってないってこと、多いみたいです。だからこそ、気持ちを言葉にして、素直に!しっかり伝えられる女性さんは、かなりポイントが高いのです。
あと、これは男女共通して言えることですが:
お見合いの時に出た話題、お相手が好きだと言っていたことがあれば、それについて少し調べて、デートの時「このあいだ~~が好きって言っていたので、あの後私も興味を持って調べたんです」と話題を広げてあげると、「あ、僕/私に興味を持ってくれているんだな」と好印象です。これは、成婚した女性さんが実際にやっていたことで、後になって彼から「いつも僕のこと気にかけてくれてたでしょう。会うたびに、そういうところが素敵だなって感じたんだ」と言われそうです。
初デートでNGがくる…よくある理由5選
- 同じ店で何時間も居座る
- 食事マナーが悪い
- お店で店員への態度が横柄
- 自分だけ話してる
- 注文した食事を残す
仮交際の初デートは、基本お茶やランチの短時間デートが多いと思います。そこでお相手は何を見るのか?もちろん、お話している間のフィーリング、話の内容から明らかに価値観が違うな…と感じたときは、交際終了連絡が来ます。あるいは、他の交際が進んでしまった・・・これは致し方ありません。あなたに非はありません。
ですが、多くの場合は、3回くらい会ってみないと、価値観やフィーリングはなかなかわからないものです。それでもNGが来る・・・一度のみならず、誰と交際に入っても1~2回会っただけで終了連絡がきてしまう。その場合は、ちょっと自分の言動を振り返ってみましょう。
男性がやりがちなのが、ランチデートでお店に入って、話が盛り上がったからと何時間も同じお店に居座ってしまう・・・です。ランチでも1時間くらい経って、食事がすっかり済んでいるようでしたら、女性さんに:
「食後のコーヒー頼みましょうか?」
「ちょっと場所を変えましょう」
と提案してあげてください。また、店員さんへの物言いや態度も、女性さんは本当によく見ています。「この人の優しさは本物かしら?」という視点で男性の行動を観察しています。もし、店員さん側に粗相があったとしても、責めたり責任を追及するのは、マイナスです。そういう非常事態でこそ人柄は出るもので、そういうときこそ、女性さんはよく観察しているのだ、ということを肝に銘じておいてください。
一方、女性さんでよくある失敗は、お食事デートで注文した食事を残してしまう・・・です。男性のおごりであろうが割り勘であろうが、食事を残すこと自体がマイナスです。注文した後に、思ったより量が多かったなら、手を付ける前に「食べきれるか自信ないので、ちょっと手伝ってくれますか?」と男性さんに取り分けてあげましょう。
手を付けた後苦手な味だった・・・もちろん無理する必要はないのですが、残すときは言い方に気をつけて。
「こんなにからいと思わなかった。食べられないです」=「お店のせい」ではなくて、「本当に恥ずかしいんだけど、からくて食べられそうにないです・・・ごめんなさい」=「自分のせい」にしてください。
言い方一つで、印象は全然違います。ピンチのときこそ大事です。ほんの少しの心遣いで、結果が変わってきますよ。「まだ好きじゃないし、ダメになっても構わない」ではなくて、どの方も「好きになるかもしれない相手」なのですから、ご縁を大事に、お見合いは毎回仮交際に入れるように、仮交際に入ったら3回はお会いできるように、ぜひ小さな目標を立てながら婚活をしてみてください。